簿記3級の難易度を下げる3つのヒント

難易度は低め、基本的な計算ができれば安心

「簿記をとってみたいけど、昔から数学が苦手で……」という方、多いのではないでしょうか? どうかご安心下さい。難易度は低めです。
簿記3級は、お金の流れや帳簿記入など、基本的な知識を問う問題だけが出題される試験のため、ルール通りに計算して、数字をあてはめていくだけで必ず答えが出ます。足し算、引き算、かけ算、わり算などの基本的な計算ができれば心配はいりません。


「8つのルール」を暗記して、難易度ダウン

 簿記3級は、簿記の「原則」さえ理解できれば、あとは基本的な計算だけで合格できます。その「原則」とは、簿記の基本ともいえる「8つのルール(下の表)」です。これさえ暗記しておけば、簿記3級の基本はできたも同然です。あとは勘定科目や、仕訳の切り方を覚えるだけになります。
 初めて学ぶ人にとっては、何がなんだかよく分からず、難しく感じられるかもしれません。でも大丈夫です。この「8つのルール」さえ覚えれば、仕訳がすいすいとできるようになります。
まずは、下の表をあちこちに貼って、しっかりと頭に刻み込みましょう。
 
左側(借方) 右側(貸方)
資産の増加
負債の減少
純資産の減少
費用の発生
資産の減少
負債の増加
純資産の増加
収益の発生


過去問中心の学習で、難易度ダウン

簿記3級の試験では、問題の6~7割が「過去問のやき直し」であるという、大きな特徴があります。つまり過去問を徹底的にこなすことで、効率的な学習ができ、試験の難易度をぐんと引き下げることができます。具体的には直近の過去問5回~10回分を3回以上とけば、必ず合格圏に入ることができます。


学習計画の立て方で、難易度ダウン

 簿記3級を受験することを決意したとき、まず最初にした方がいいのは「学習計画」を立てることです。「学習計画」は、例えるならば目的地までの地図のようなもの。実行可能な計画をたてることで、あなたに合った「安・近・短」な方法が見えてきます。


例:6月に試験を受けるとして、3カ月間の勉強期間が確保できる時は、以下のような計画が効果的です。

【3月 理解期(インプット期)】
テキストと過去問題集を一通り読み、簿記3級の試験の大枠を理解する。

【4月 総まとめ期(アウトプット期)】
 過去問題集をとき、間違えたところだけ、テキストを参照し理解を深める。間違えたところは、分かるまで何度も復習する。

【5月 直前対策期】
 弱点の征服・暗記に力を入れる。また、直近の過去問5~10回分を解き、間違えた箇所はしっかり解決・理解しておく。